黄色地に黒の文字。 しかし夜になると文字が縁取りされるように怪しく光る軽自動車のナンバープレート。 概要からお手続き方法まで。
平成14年末より、軽自動車にも光るナンバープレートが付けられるようになりました。 いわゆる字光式ナンバープレートと言うやつです。 やはり軽自動車の需要が増え続けているからでしょうか・・・ ちなみにナンバープレートが光るといっても、軽自動車の場合はナンバー(数字・文字)のふちが白く光るようになるだけで、普通車のように文字自体は光りませんので予め(普通車は文字が緑色に光る)。
基本的には自動車の購入時に、名義変更と一緒にやってもらうのが一般的かな(クルマ屋さんへお任せで 手続きまで代行してもらう)。 もちろん一応個人でやる事も可能ですし、後日個別に光るナンバープレートに変更する事も出来ます。
ちなみに、ナンバープレートの交付(&申請手続きも)は ”所轄の軽自動車検査協会” の取扱いとなります。 (※ 軽自動車検査協会とは? ・・・ 軽自動車の車検証とか名義変更、その他検査(いわゆる車検)を行う公的機関施設のこと) 但し、字光式ナンバープレートの取付けの前提には ”字光式器具” の取付けが必須であり、なお、こういった器具の取付けなどまでは軽自動車検査協会で行っておりませんので、各自にての段取りとなります事は予め。 (※ もちろんナンバープレートの装着も含みます)
取付け工賃や代行手数料などを除き、おおよそ2万〜3万円ほどの出費になると思われておいた方がいいでしょう。 ちなみに取付け工賃や代行手続き費用なども含めて見てみると、場合によっては5万円超ほどの出費となる事も十分想定内と思われておいた方がいいかな。
工賃も意外と高いでしょう。 ライトONで ナンバープレートを光らせるようにの連動構築が必要ですから。。。 (※ 車種によっては、バンパーを脱着するなどのけっこうな大がかりな作業となる事も) ちなみにナンバープレート自体(プレートのみ)はそう高くはありません。 普通のタイプで5,000円前後、希望ナンバーで7,000円前後 といったところでしょうか。 (← 十分高いわっ!)
※ 新しく光るナンバープレートにする場合は、基本、ナンバーの番号が変わります。
※ 同時に希望ナンバーに変更される場合は、事前番号予約が必要です。(予約時に字光を選択しておく必要あり。 お手続きは希望ナンバーの方法に沿ってください)
※ 字光式ナンバーへ替えるには、制度上の条件として @新車など新たにナンバー交付が必要とされる登録時、 A名義変更や住所変更等で必然的にナンバー(プレートの地名)が変わる時、 B現在のナンバーが汚損などした時と決まっておりますが、ただ汚損の基準は特に規定されておりませんので、故意に字光式へ変更される場合は Bの汚損を理由に申請するのが一般的と言えるでしょう。
ご自身にてお手続きされる場合には、
(※ 器具の購入や取付けなどは含みません。 あくまでナンバープレートのみの取得手続き方法となります)
※ 申請時に持って行く物・・・ 現在のナンバープレート(旧ナンバープレート。 返却するため)、車検証、認印(シャチ印は不可)、鉛筆とボールペン、費用(ナンバープレート代等。 まあ1万円ほどあれば十分かと)、プラスドライバー、もしくは10ミリのスパナかレンチ(出来ればスパナやレンチを推奨。 ナンバープレートを現地にて取り付ける場合)。 なお、ナンバープレート以外に車検証上の情報が変わる場合には、別途必要書類の準備が必要な場合も御座いますので、事前に所轄軽自動車検査協会にて相談しておきましょう。
所轄の軽自動車検査協会へ出向き(まあ簡単に言えば、そのナンバープレートの地名を管轄する軽自動車協会。もし分からなければ協会へ直接聞けばOK)、当協会の総合案内にて必要な書類(「自動車検査証記入申請書」と「字光式車両番号標指示願」)を購入し、(無料配布。 指示願は事前にダウンロード入手も可能) 施設内の机に置いてある「記入例」に従って記入すればそんなに難しい事はないはず。 ちなみに分からなければ、案内受付にても丁寧に教えてくれるはず。
なお、一連のお手続き時には、出来るだけ案内受付に相談の上でのご行動を。(主に必要書類精査) 特に旧ナンバープレートは一旦でも返却してしまうと、どうやっても二度と返してくれませんので、もしナンバープレートを返却してしまった後に書類不備で即日ナンバー交付に至らなかった場合には〜 現車で来ているとナンバー無しのままとなってしまい帰宅できなくなってしまう恐れも。
名義変更と同時にするには?
@ まずその名義変更でナンバープレートの地名が変わる場合、および新規にナンバープレートの交付を受ける場合は、必要な名義変更の書類一式に「字光式車両番号指示願」という用紙を加えて提出すればOK。 ちなみに名義変更のおおよその流れについては別途こちらにて。
A もしナンバープレートの地名が変わりそうもないパターンでは、”汚損、番号変更” という理由でナンバープレートを返却する前提で、後は@の地名が変わると同じようなパターンでお手続きすれば問題ないでしょう。
以上、各ご参考などまでに。
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