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軽自動車のユーザー車検ってどんなん?

2018/08/28
 

車検制度緩和によってユーザー車検が解禁となって随分と月日が経つが、

解禁となった当初は 窓口の対応はもちろんのこと、車検場の検査員の応対もかなり雑で、(面倒くさそうな対応は当たり前。手慣れた他の業者から迷惑がられることもシバシバでしたし) しかも手直しの時に利用したりするテスター屋に至っては、一般ユーザーお断り!的な とても個人で車検を・・ なんて出来るような環境ではなかったが、

今では随分と環境も整ってきてけっこう誰でも受けれる感が強くなってきており、、

というわけで現在ではかなり受けやすい環境になっているとも言えますので、もし気になれば、皆さんも一度くらいは体験されてみては?

※ なお以下の手順は車検残が僅かながらもまだ残っている状態での手順です。 もし既に車検が切れている~ とか、ナンバープレートが無い~ といった場合には、事前に仮ナンバーや自賠責保険の手配が必要ですし、その他ケースバイで他に必要なものも御座いますので、予めご注意のほど願います。

① 受検前には法定24ヵ月点検を

車検に絡んで、法定24ヵ月点検というものを車検とは別でやらなければなりません。 ちなみにこれは車検前(前整備)でなく車検後(後整備)でも問題はないのですが、ただ前にやっておくと一発合格の可能性が増えますので、私的には ”事前” にやっておくことをオススメ致します。

※ 法的24ヵ月点検とは? (外部サイト)

※ なお、ここで言う点検をご自身で行うことが難しいと感じられる場合には、出来ればユーザー車検は考え直された方がいいかもしれません。 もし車検時に不合格箇所があったなら手直しなどの必要があり、そういった対応も自身で出来なければ業者に任せることとなるのですが・・ ただ手直しを業者に任せることとなったならそもそもクルマ屋さんへ普通に車検に出すのと変わらなくなる恐れがあり、(やはり単独での手直しはけっこう割高ですから) もしそうなれば何のために手間と時間をかけてやっているのか・・ と。

② 当日前には予約しておこう

車検は、当日いきなり行っても受けられません。 予約が必要です。 ご注意を。

※ 予約はこちらから (外部サイト。通常のナンバープレートの付いている自動車は継続検査で予約してください)

※ 当日の新しい車検証の交付受付時間は16時までです。(地域によっては多少異なるかもしれません) この時間を過ぎるとその日には新しい車検証はもらえませんので、その時間までに全ての手続きを終わらせることのできるよう 予め段取りを組まれておきましょう。

③ 当日までにやっておきたいこと

当日、車検で不合格になった部分は手直ししなければいけません。 しかし事前にチェックし修繕しておけばその手直しリスクを低減させておくことは可能です。 灯火類は全て付きますか?(車幅灯やヘッドライトの上下、ウインカー、ハザード、ストップランプ(ブレーキと夜間灯両方)、バックランプ、ナンバー灯、ハイマウントストップランプ) ウォッシャー液は出ますか? ホーンは鳴りますか? タイヤの溝は十分ですか? ハンドルを切ってドライブシャフトをのぞいてみて、ブーツのジャバラが割れてませんか? メーター回りの警告灯は点いてませんか?

これだけでも随分と違いますよ ^^

※ ちなみにこれらとはまた別に、フロントガラスの車検ステッカーや丸い点検ステッカーはキレイに剥がしておき、ホイールのセンターキャップなども外されておきましょう。 当日これら対応が必要ですが、現場でもし出来なければ出直しとなってしまいますから。。

※ その他細かいところは別途こちらにて (外部サイト)

④ 費用

当日必要な費用は自賠責保険重量税、印紙(検査手数料等。1,400円くらい)の3つ。 2018年現在だと、通常4万円もあればお釣りが返ってくるでしょう。

※ なお別途テスター屋を利用されたり、手直し費用が発生する場合には 各別途余裕は必要でしょう。

※ 費用とは別に、認めの印鑑も用意しておきましょう。(三文判でOKです)

⑤ 当日

まずは予約した軽自動車検査協会へ。 ユーザー車検窓口がありますので、そこへ行きましょう。 するとそこで受検完了までに必要な流れ全てを教えてくれたり必要書類を貰えたりしますので、(記入例や行く窓口の順番が書かれたプリントなどを貰えるでしょう) 受付け手続きはかなりすんなり進むでしょう。

⑥ 検査

受付けが済めばいよいよ検査。(車検のこと) ラインと呼ばれる協会に隣接する検査場へ移動し、そこで車検を受けます。

なおこの時、初心者や不慣れなユーザー向けの指定ラインがあったりしますので、普通はそこへ並びます。 また指定の方法で検査員の方に ”不慣れ” ということを伝えると、機器の操作からラインの進み方、カード印字まで全て手取り足取り検査員の方が教えてくれますので、全く初めての方でも当該本番中困るということは全くないでしょう。

※ ちなみに検査不合格の場合には、手直しの都度その検査場で該当部分だけ繰り返し再検査を受けることになります。(途中規定回数を超えた場合は、協会事務所にて途中手数料の追加が必要になることも)

⑦ 合格すれば後は新しい車検証の交付手続きをするのみ

合格すれば手持ちの検査票カードに合格印を押してくれますので、後はそのカードと~ 車検証交付に必要なOCRシート、自賠責保険や重量税などを支払って~ それら一式をまとめて車検証交付(申請)窓口へ。 早ければ10分ほど待てば新しい車検証と車検ステッカーが発行されますので、、 それをもって終了です。

※ 自賠責保険は軽自動車検査協会に隣接する施設窓口などで加入出来ます。(おおむね同ビルや同敷地内に協会や整備振興会、税事務所など色々な組織窓口があり、その一つに保険加入の出来る窓口が御座います。ただ地域によっては異なる事もありますので、一応事前確認を)

※ 書類受付時間は16時までです。(地域によって多少異なる場合はあり) その時間までに提出できなかった場合には いくら合格していてももうその日には新しい車検証はもらえません。 十分ご注意を。

※ 車検後の24ヵ月点検を選択された方は、(後整備) 後日早めに、忘れないよう確実な実施を願います。

⇒ なお、車屋さんの私が解説するユーザー車検ガイドはこちらから。(私の運営管理する外部自動車ポータルサイトです。 より詳しく深く解説しておりますので、加え参考になれば幸いです)

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