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スズキアルト /事故車・修復車の買い方(注意点)

 ページ最終更新日 2015年6月


 中古車を探していると、稀に見かける ”事故車”。 最近は公正取引協議会の指導により、こういった車両は一律 ”修復歴有り” と表記する事が義務付けられ指導されておりますが、ところで〜 こういった事故車。 実際買うとなったら現実はどうなんでしょうか? 【※ 閲覧上の注意事項

【 1.ほとんどの場合、それほど気にする必要はないでしょう 】

 市場に出回る事故車。 ただまあ気分的に問題なければ、ほぼ心配はないと思われます。

 先ずニュースで見かけるような状態な事故車は修復される事はないです。 特に軽自動車となればなおさら。 だってそこまで大破していれば修繕費で十分新しいクルマが買えますから。。 まあ出回っていても、街中の追突現場でよく見かけるような程度の修復されたモノが大半かと。 (ただ最近は軽自動車も高額化の傾向が強くなっており、今まで通用していた見解が通用しなくなって来ている部分も少なからず御座いますが。。)

 但し、やはりそうは言っても事故車は事故車。 いずれも一応おさえるべきポイントは十分おさえた上でのこれら見解とお考え下さい。

 【 事故車とは?(修復歴アリ車両とは?) 
 車両の骨格などに重大な損傷が見られ、そういった部位を交換、もしくは修理するなどして修繕された車両の事を言います。 但し、同じ事故修理でも、ギリギリでもこういった部分に修繕のない車両は事故歴無し(修復歴無し)として取り扱われますので、よほどの大きな修繕でない限りは、それら修復歴に過度な懸念は持たなくてもいいでしょう。 また修復歴が付くだけで大きく市場価値が下がりますから、考え様によっては掘り出し物的な見方も出来るかもしれません。

【 2.先ずは車両状態票をチェック 】

 その車両が修復歴有りという場合には、ほとんどの場合 お店には車両状態票といった修復箇所をチェックされたような覚書が保管されているはずです。 オークション仕入れならオークション出品票、下取り車や買取り車ならば査定票がこれら車両状態票として見解でき、で、先ずはこの車両状態票を見せてもらってのその修復状態把握から。

 なお、そのクルマ屋さんによっては、こういった状態票の提示に対応出来ない場合もあるようですが、ただ買う側のユーザーとしては十分知る権利はありますし、また状態票というモノがないというのであれば、そもそもそのクルマ屋さんの管理体制に疑問が、、、 というわけで、もし事故車購入にあたってそういった確認の術も全くない状況下であるならば〜 そういったお店での購入は極力回避されておいた方がいいかもしれませんね。

 その状態票を見れば、おおよそその事故状況の把握が出来る事も多く(得られる情報も)、またその状態票を見せてもらいながら営業マンがフォローしてくれる事もありますが、先ずはそこを第一歩とお考え下さい。

 但し、こういった状態票は一般ユーザーに分かりやすく図解などされておらず、基本的には専門用語で状態が羅列されている事が多く、、 ただまあ最近はネット検索すれば十分情報は出て来るかな。

【 3.そして、おさえておきたいチェックポイント 】

 @ 一番の狙い目は後方の事故車
→ フロント事故車がダメというわけではありませんが、基本的に リア事故車の方がより安全性高い選択となる場合は多いでしょう。 エンジン、トランスミッション、ドライブシャフト、エアコン、冷却装置、、 等々、特に軽自動車の重要機関はフロント回りに集中かつ密集し、また軽自動車のフロント回りは事故で容易に損傷しやすいです。 しかしリアにはほとんど重要な機器が配置されておらず、、、 とまあ、同じ事故車でも狙い目はリア事故車かな。

 ちなみに、一応リア事故車で一番気を付けておきたい部分は〜 と言いますと、リア開口部からの水漏れかな。 リアカーゴスペースの中敷きを取るなどして鉄板底辺を見てみられ(スペアタイヤスペース等)、底に水が入ったような形跡があれば要注意かと(水が蒸発した時に出来る汚れや、その他コケっぽいもの、また場合によってはサビなども)。

 A 特にスズキ車の場合、フロント回りは最新の注意を
→ フロント回りを事故しているクルマでも何の問題もなく乗れる事は多いんですが、ただことスズキ車に限っては 出来るだけフロント事故車は避けられます事をオススメしておきます。 何故なら〜 多くの車種ではエンジンルーム内にエンジン制御のコンピューターが収まっており、実際これが起因と思われる不具合のある事故車にも遭遇した経験も御座いまして。。 というわけでここは最大のおさえておきたいチェックポイントとなろうかと。

 但し、スズキ車だから全車エンジンルーム内にコンピューターがあるとは限りません。 年式やモデルなどによって位置が変更されていたりしますので、より詳細なご判断は販売店などにてご確認など願います。

 またフロント事故の脅威は何もコンピューターだけではありません。 比較的損傷を受けやすいエアコンを始め、足回り強打によるミッションからエンジンへ突き抜ける衝撃など〜 考え出すと本当にキリがないのが現実です。 なのでここに挙げるコンピューターの例に限らず、まあ出来る事であれば、、 損傷具合の見極めの出来ない一般ユーザーの方はほとんどのフロント事故はスルーされておかれます方がよろしいかと。 (なお、信頼できるお店と営業マンによるお墨付きがある場合には、これら限りではないかもしれませんが

 B 修復箇所うんぬん、保証が付くかどうかも大きなチェックポイント
→ 「修復歴有ります」との言葉は、ある意味重大なリスクが隠れているかもしれませんと言っているようなもの。 なのでさらに念入りにリスクを軽減しておくなら、保証の付帯があるかどうかも大きなキーポイントに。 保証は保険的な意味だけでなく、お店の「お墨付き」のようなモノでもあります。 いずれ大きな不具合や故障が出て来ると分かっていたなら〜 そもそも保証なんて一切付けませんからね ^^;

 但し、とは言っても保証有りな事故車物件はかなり少ないでしょうから(お店が不具合の可能性を全く認識してなくとも)、まあここらあたりは出来れば〜 のポイントとしてまでに。

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