「リセール・バリュー」とは、リセール・・・「再販」、バリュー・・・「価値」という意味で、購入した車が下取りや買取になった場合の売却価値/損得幅勘定の事です(一般的には率。いわゆる値落ち率で表されます)。 つまり、購入した車が3年後や5年後にも人気・需要が高い場合には値落ち率も低く市場価値も高く、リセールバリューが良いという事です。 但し、一般的に考えられているリセールバリューは色々な統計によるものですから、必ずしも市場傾向が予想どうりになるとは限りませんので予め。
(※ ちなみに、この言葉自体はガリバーさんの登録商標のようですね)
昨今におきましては、軽自動車はリセールバリューの非常に高い車種の代表的存在と言っても過言ではないでしょう。 さすがに10年10万キロ、、、 とまでとなると話は別かもしれませんが、数年乗って乗り換えなどされる場合、当時の購入価格より下取り、もしくは買取り価格を差し引き その償却された差額の負担率は、他の各自動車と比較しても随分と低い水準で行けるかと想定出来るでしょう。
【その背景】 ----------
昨今のやはり軽自動車の増々上がる需要ゆえ、自然とリセールバリューも高く比例してきて来るでしょう。 但し、リセールバリューの左右には色々な要素があり、ボディカラーやメーカー、ミッションやターボ等といった装備、特定のグレードやオプションの種などによってもリセールバリューが大きく異なってくる場合も御座いますので、一概に軽自動車全体がそうと言い切れない部分も御座いますが。。。
という事は!?
リセールバリューを最大限に考えて自動車を購入するなら、軽自動車はかなりオススメ。 という事になりますね ^^
これは、私の個人的な見解、かつ業界経験を加味した意見では御座いますが、数ある軽自動車の中でも特に、最もリセールバリューの高さを狙えるオススメ車種を私からあえて挙げるなら、、、
軽ハコ
かな。 エブリイやアトレーなどと言った いわゆるワンボックスタイプ(箱型)の軽自動車。
(※ ちなみにこの場合、5ナンバーの乗用タイプか4ナンバーの貨物タイプかは問いません (関連 ⇒ 5ナンバー・4ナンバーとは?))
それは何故なのかと申しますと、
@ 先ずこの手のクルマの需要層は、昨今におきましては仕事用途で使われるケースが非常に多いです。 ⇒ A つまり、新車から廃車まで乗りつぶされる方が多く中古車の流通量が非常に少ない。 ⇒ B しかし、仕事用途を希望される方の多くは中古車を狙っている(仕事で使っちゃうと汚れやすいですから、新車はもったいないと、、、)。 ⇒ C 需要に対して中古車の玉不足(業界を知る人間からして見ると、けっこうこのサイクルは ずいぶんと昔から蔓延的現象とも言えるでしょう)。 ⇒ D 必然的に中古車相場が高騰。 ⇒ E ちなみにこの流れを考えると、それだけ中古車としての下取り価値、及び買取り価値は高め傾向とも。 ⇒ F つまり、リセールバリューの水準は高い。
と、簡単に図解?してみるとこんな感じかな。
以上、色々と参考程度までに。
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